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とある都市生活者の独白

東京に暮らす大学院生が思いつきでブログを書いています

「準当事者」としての私について

友人が「自分は卑怯だったのではないか」と内省していた。議論を吹っかけられた際に自身の生い立ちを持ち出して相手の意見を否定してしまったからだという。それを「卑怯」だと感じる後ろめたさがよく理解できる。私の場合は家族の話をされる度にそれを感じ…

聞こえの良い言葉の背景にある不都合

最近スライドなどで発表を行う機会が多い。そうした場面において、世間の感情に訴えかける素敵な言葉は本当にウケが良いし、競争的資金の書類を書く時にもそういう言葉が求められているように思われる。だけれども、小難しく繊細な問題を「共感」「実践」「…

高学歴の劣等感について

英会話教室で大学名を聞かれて躊躇した。前のアルバイト先で「高学歴は頭でっかちだから仕事ができない」とあからさまに嫌味を言われたのを思い出したからだ。大学名を答えると「こんなところ (初級者コース) にいちゃダメだよ!」と言われた。つい「いやい…

小分けされたバファリンプレミアム

私は偏頭痛持ちだ。初めて発症したのは中学生の頃で、あの脈を打つような痛みも酷いものだが、吐き気を催すこともある (というか昔はよく吐いてた)。普通に健康的な生活を送っていれば問題ないのだが、締切直前で無理のある生活を続けていたりすると今でも発…

二値的思考について

突然、司馬遼太郎にかぶれた知り合いから「藩閥政治は実は色々良いこともしたから、今の政権も積極的にやれば良いと思う」というようなお話を1時間ほど聞かされて少しうんざりした。そのスノッブ精神に対してもだが、社会・経済・政治の状況がまるで異なる現…

プレミアムフライデーに関する素朴な疑問

昨日は喫茶店がいつもより混んでいた。噂の「プレミアムフライデー」で早々に退社した会社員が暇を持て余していた。学生身分である私は毎日がプレミアム (だと思われがち) なわけで直接は関係しないのだが、単純にイベントとして非常に興味深く思ったので、…

うつ病の友達との付き合い方を考えている

最近、友人や先輩にうつ病の診断を貰う人が多い。退学や休職も多い。私の場合、親がうつ病で、私自身も一度だけ小児うつの診断を貰ったことがあるので、幼い頃から馴染みがある言葉ではある。とはいえ、家族と友人では付き合い方が異なるので、正直戸惑う点…

「昭和生まれにしか分からない」が分からない

どうでもよい話を長々と。インターネット上で「昭和生まれにしか分からない」「今の小学生は知らない」という文言を耳にするたびに違和感を覚えるので、その感覚をかなり主観的に掘り下げてみた。 www.buzzfeed.com 例えば、この記事とは違うソースだが、カ…

映画『太陽の下で 真実の北朝鮮』を見た感想

金正男の殺害が話題になっている。それとは全く関係なく友人に誘われて『太陽の下で 真実の北朝鮮』という映画を見に行く機会があった。 www.youtube.com 北朝鮮は「近くて遠い国」と言われる。北朝鮮の人々が外の世界を知らないのと同様に、私たちも北朝鮮…

なぜブログなのか

はてなブログを始めた。私の代表的なSNSのアカウントは既にリアルな社会関係と結び付いている。だけど、自己が他者にどのように表象されるのかは非常に多様なもので、10個の独立したコミュニティに属しているとしたら、少なくとも10通りの自分がそこにはいる…